日本語で読む韓国詩
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ファン・ジニ(황진이)は朝鮮中宗(11代王:1488~1544)の時の詩人、朝鮮時代最高の芸者と言われています。朝鮮を代表する哲学者 徐敬徳(ソ・ギョントク서경덕)と、北の黄海道にある朴淵滝という滝(パクヨンポクポ;박연폭포)と一緒に松都三絶(송도3절)と呼ばれています。ファン・ジニは、どこに行っても博識な両班たちと肩を並べて話し合い詩を作りました。歌にも優れてその音色が清雅でしたし、琴の演奏も上手で「琴の天女」と誉められたと言われています。(左図は詩の主人公蘇世譲さんの筆跡) |
古くから美人は東洋では楊貴妃を、西洋ではクレオパトラをあげています。それでは朝鮮の美人といえば果たして誰を思い浮かべるでしょうか。おそらく朝鮮時代(16世紀)の最高の芸者であるファン・ジニ(황진이)を挙げることができるでしょう。身分が低いといわれた芸者、女性の傍ら詩、音楽、絵画に優れた才能に恵まれ朝鮮時代を体表する芸術家として今でも愛されています。今回は彼女の詩が生まれて来た面白いエピソードとともに彼女の人生観、恋愛観を詩を通して味わってみることにしましょう。 |
画家に自画像と言うのは自分の内面を省察する芸術の原点である。 詩人にも自画像というのは、おそらく自分の内面を省察して これから進む時期に1度は辿るところのような気がする。 詩が絵のようにユン・ドンジュの自画像として見れる作品である。 |
ユン・ドンジュの代表的な作品。星があわただしい秋夜を背景にして一人の若者が 手探りする回想と自分の省察が現われた名作。 秋から冬を経って見るに至る季節の変化、過去から現在に移動しながら 感じる詩人の自我に対する認識が <回想-反省-決意>につながっている。 |
尹東柱の作品中で数少ない 純粋な思春期の少年の愛を 感じられる作品です。特にコスモスに自分を比喩した点が 恥かしがりやの彼の性格を表わしているようで、とても可愛い詩である。 |
1942年日本の立教大学英文科入学したユン・ドンジュが異国での生活の厳しさと寂しさから 自分を励ましながら書いた詩である。他人事に思えないこの詩は故郷の懐かしさが強く感じられる。 そして、若い学生の身分として将来の不安との苦悩と纎細で、鋭敏な情感を表出しながらも 自分に与えられた道を歩いて行こうという意思が見える。 |