■ 日本語にない発音に注意!
韓国語を覚える際に、難関なのは発音だと思います。発音はカタカナで覚えますと、上達への障害になりますので、
ハングル文字で表した韓国語の発音を覚えるようにしてください。
日本語にある発音は、特に意識する必要はありませんが、日本語の「オ」「ウ」に近い音は
それぞれ2種類あるので、この部分には気を使って覚えるようにしましょう。
また、「ㅐ」「ㅔ」は、現在ではほとんど発音時には違いがありません。
ですが、書くときには間違えると違う意味になってしまいますので、注意してください。
■ 韓国語では「ヤ」「ユ」「ヨ」も母音になる
また、「ヤ」「ユ」「ヨ」は日本語では母音ではありませんが、韓国語では母音となりますので、注意してください。
例えばハングルでは、子音「ㅅ(S)」+母音「ㅑ(YA)」で「샤(SYA)」となり、日本語の「シャ」と近い音になります。
■ 合成母音について(1)
基本母音は10種類ですが、その母音を2つ重ね合わせたものを合成母音 又は 二重母音と呼んでいます。
例えば「ㅏ(a)」と「l(i)」をくっつけると「ㅐ」という形になり、「ae」という音になります。
全部で11種類ありますが、今回はハングルの組み合わせが、横並び(母音が右にくるパターン)の4種類を、
下記の表(オレンジ色の部分)に載せております。
■ 韓国語の母音の発音
■ まとめ
・「ㅓ」「ㅗ」の発音の違いをしっかり覚える。
・「ㅜ」「ㅡ」の発音の違いをしっかり覚える。
・「ㅐ」「ㅔ」は発音の違いはほぼ無いが、書くときには間違えないように注意する。
・「ヤ」「ユ」「ヨ」も母音となる。
次回は子音についての発音をご説明いたします。