ハングルいろは | 2005.06.30 Thursday
どのような語学や勉強でも目標を立ててするのが大事だと思います。その目標として資格を取るというのも良いです。自分のレベルや苦手な部分を知ることができます。そこで、韓国語関連の資格というと、「韓国語能力試験」と「ハングル能力検定試験」があります。
韓国語能力試験は、韓国政府が認定している試験です。日本以外にも7カ国において実施されています。1級~6級(6級が高レベル)まであります。年に1回で、9月に行われています。ハングル能力試験は、特定非営利活動法人ハングル能力検定協会が開催しており、日本国内で行われている試験です。1級~5級(1級が高レベル)まであります。年に2回で、春と秋に行われています。その他に世界韓国語認証試験(KLPT、Basic KLPT)というものがあります。これは韓国政府が公認している試験で、ハングル学会が主催しています。韓国語版TOEICとも呼べるスコア方式による評価で、年に4回行われています。日本にいる韓国人の留学生たちは日本語能力検定試験の1級を目指してしてます。みなさんも上を目指してがんばりましょう!
■関連情報
・韓国語能力試験概要ページ
http://www.kref.or.jp/
・ハングル能力検定協会公式ページ
http://www.hangul.or.jp/
・世界韓国語認定試験 KLPT、B-KLPT
http://www.klpt.jp/
■関連書籍
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韓国語能力試験・ハングル能力検定試験
ハングルいろは | 2005.06.23 Thursday
韓国人の名字は「金(김)、李(이)、朴(박)」が7割を占めるといいます。
日本人によく聞かれる質問の一つに「韓国人の名前を聞いて男女区別がつきますか?」ということがあります。私からみればあたり前の事だから、考えてたこともなかったですが、確かに日本人には難しいかもしれません。そこで、韓国人の名前に関して調べて見ました。
韓国人に今のような3文字の名前が付けられるようになったのは統一新羅(676年)の時でした。中国の影響によって三つの字で成り立つようになります。その中で名字はその一族親から受け継ぎます。名前の部分の2文字については、その中の1文字を家門の伝統的に下る行列字(항렬자または돌림자)と言って決まっています。結局は自由に名前を作ることができることは一字だけになります。
1990年代に入って漢字排除の社会雰囲気もあって、子供の名前を漢字を使うのでなく、ハングルの響きの良い名前をつけるのが流行りました。けれども最近は再び中国との関係や漢字教育の復活からか、漢字の名前をつけるようになっているようです。
■男の名前に使う字:硬い発音が多く使われる。
철(哲)、준(俊)、형(亨)、근(槿)、담(潭)、호(浩,虎)、병(昞)、명(銘)、남(男)、광(洸)、욱(旭)、진(鎭)、섭(燮)、재(載)、훈(勳)、헌(獻)、범(汎)、태(泰)
例:철수、준형、근호、진욱、진섭、병훈、명훈、범진、석태
■女の名前に使う字:発音が柔らかくて明るい感じのものが多い。
영(瑛)、숙(淑)、자(子)、희(熙,喜)、현(賢)、주(珠)、미(美)、아(娥)、정(貞)、은(恩)、지(知)、연(蓮)、화(華,花)、수(洙)、애(愛)
例:미경、영희、영주、현정、은희、수연、미희、영숙、영애、미화、수진
最近、韓国では人気ドラマの題名にダサい女性の名前付けるのが人気なようで、改めて人々の名前に関して興味が高まっています。MBC放送のドラマ「私の名前は金三旬(김삼순)」が視聴率35.6%を越えて 2005年上半期の最高視聴率を記録しました。女性の名前に「순、삼 、월、자、춘」などはダサいイメージがします。
ちなみに「자」は漢字で「子」と書き、日本の植民地時代によく使われた字で、今の子供にはあまり使われないです。