韓国人の色彩イメージ その3「青色」
韓国人が一番好む色は青色(파란색)だそうです。次が白、黄、緑、赤、黒の順序になります。ソウル市内を歩いていると大手銀行の看板も青色に入れ替ったことを見ると実感します。大統領官邸も青瓦台(チョンワデ・청와대)といい、高級結婚式場や飲食店の名前にも青い瓦の家(チョンギワジプ・청기와집)というのを見ても青色に対する韓国人の高級的なイメージを反映しています。 |
■宮殿に青い瓦を使った本当の理由は?
韓国の大統領が住む青瓦台(チョンワデ・청와대)は、今ではすっかり観光名所として多くの人々に愛されています。しかし、中国の紫禁城のように黄色の瓦ではなくて敢えて青色の瓦だったでしょうか?中国人の世界観及び自然観は陰陽五行説に基礎を置いています。中央を土で見て黄色、南側は火として赤色、北は水で黒い色、西の方は鉄(金)として白、東は木で青色となっています。
すなわち朝鮮時代の宮殿は中国から見て東の方なので、中国の影響力の下にあった朝鮮では黄色は使えませんでした。しかし、朝鮮末期1895年1月7日 清国に依存する考えを断ち切り、自主独立の基礎を立てることを宣言したため 初めて昌徳宮(チャンドクン・창덕궁)の煉瓦を黄色で塗ったといいます。
■なぜ新郎の母は青色チマチョゴリなのか?
結婚式場で新郎のお母さんは青いチマ。花嫁のお母さんは紅色のチマを着ます。婚姻は男女の結合として、男は天を意味する青色を、女は地を意味する紅色を使います。その男の家の代表する意味で青色のチマを新郎のお母さんが着たと伝わっています。
■部屋に響く高麗青磁の青い光り
韓国陶芸の誇りといえば世界的な高麗青磁です。今も免税店や観光客がたくさん訪れる仁寺洞(インサドン・인사동)へ行くと青磁が必ずあります。今も高麗青磁の作り方を再現できないと言われてるぐらい難しい技術だそうです。こんなに神秘的な青磁は、身分の高い人達が 月が明るい夜窓べに置いて静かにひびが入る綺麗な音を楽しんだという話を本でよんだ事があります。本当に博物館に行ってみると本当に落ち着く美しい色だと感動しました。
韓国の大統領が住む青瓦台(チョンワデ・청와대)は、今ではすっかり観光名所として多くの人々に愛されています。しかし、中国の紫禁城のように黄色の瓦ではなくて敢えて青色の瓦だったでしょうか?中国人の世界観及び自然観は陰陽五行説に基礎を置いています。中央を土で見て黄色、南側は火として赤色、北は水で黒い色、西の方は鉄(金)として白、東は木で青色となっています。
すなわち朝鮮時代の宮殿は中国から見て東の方なので、中国の影響力の下にあった朝鮮では黄色は使えませんでした。しかし、朝鮮末期1895年1月7日 清国に依存する考えを断ち切り、自主独立の基礎を立てることを宣言したため 初めて昌徳宮(チャンドクン・창덕궁)の煉瓦を黄色で塗ったといいます。
■なぜ新郎の母は青色チマチョゴリなのか?
結婚式場で新郎のお母さんは青いチマ。花嫁のお母さんは紅色のチマを着ます。婚姻は男女の結合として、男は天を意味する青色を、女は地を意味する紅色を使います。その男の家の代表する意味で青色のチマを新郎のお母さんが着たと伝わっています。
■部屋に響く高麗青磁の青い光り
韓国陶芸の誇りといえば世界的な高麗青磁です。今も免税店や観光客がたくさん訪れる仁寺洞(インサドン・인사동)へ行くと青磁が必ずあります。今も高麗青磁の作り方を再現できないと言われてるぐらい難しい技術だそうです。こんなに神秘的な青磁は、身分の高い人達が 月が明るい夜窓べに置いて静かにひびが入る綺麗な音を楽しんだという話を本でよんだ事があります。本当に博物館に行ってみると本当に落ち着く美しい色だと感動しました。
この記事に関するコメント