キム・ヨンラン 「夢の畑に春心」
キム・ヨンラン(金永郎:1903~1950) 本名はユンシク(允植)。全羅南道のガンジン地方の大地主の長男として生まれた。14歳の時ソウルに上京し、高校卒業後 1920年に日本の青山学院に留学。1930年「詩文学」を作って本格的な活動を展開。1923年関東大震災で帰国した後、1925~1945年まで故郷で作詩生活をする。1950年朝鮮戦争の時、流れ弾に当たって死亡。纎細ながらもきれいな言語感覚と鋭敏な感受性、よく整えられた詩形によって孤独な内面の世界を詠う。当時の強傾派(KAPF)に代表される目的主義的文学に反対して郷土的で民族的な生活感情を軽い韻律的感覚で形象化する。 |
金・永郞 「꿈밭에 봄마음」
구비진 돌담을 돌아서 돌아서
달이 흐른다 놀이 흐른다
하이얀 그림자
은실을 즈르르 몰아서
꿈밭에 봄마음 가고가고 또 간다
구비진 돌담을 돌아서 돌아서
달이 흐른다 놀이 흐른다
하이얀 그림자
은실을 즈르르 몰아서
꿈밭에 봄마음 가고가고 또 간다
キム・ヨンラン 「夢の畑に春心」
曲がりくねった石垣を 回って回って
月が流れる夕焼けが流れる
白い影
銀の糸を サッと まとめて
夢の畑に春心 行って行って また行く。
曲がりくねった石垣を 回って回って
月が流れる夕焼けが流れる
白い影
銀の糸を サッと まとめて
夢の畑に春心 行って行って また行く。
구비진:原型)구부러지다:(一方)に曲がる 例)길이 구부러지다:道が曲がる/오른쪽으로 구부러지다:右に曲がる 놀:노을の略字、名詞)夕焼け 몰아서:一箇所に集める、一緒にする
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