キム・ヨンラン「石垣にささやく日ざしのように」
キム・ヨンラン(金永郎: 1903~1950) 本名はユンシク(允植)全羅南道のガンジン地方の大地主の長男として生まれた。1920年日本の青山学院英文科に留学。この「石垣にささやく日ざしのように」を詠むと日ざし、泉、春の道など素朴な素材で、自分の内面を描いた美しさに驚きます。初めて詠むと作者が男性だとは想像できないほどです。美しい単語から心が響いてくるのは、私達の心もまだ素朴な何かが残ってるからだと思います。心が暖かくなる詩です。 |
金・永郞「돌담에 속삭이는 햇살같이」
돌담에 속삭이는 햇살같이
풀 아래 웃음 짓는 샘물같이
내 마음 고요히 고운 봄길 위에
오늘 하루 하늘을 우러르고 싶다.
새악시 볼에 떠오는 부끄럼같이
시의 가슴에 살포시 젖는 물결같이
보드레한 에메랄드 얇게 흐르는
실비단 하늘을 바라보고 싶다.
돌담에 속삭이는 햇살같이
풀 아래 웃음 짓는 샘물같이
내 마음 고요히 고운 봄길 위에
오늘 하루 하늘을 우러르고 싶다.
새악시 볼에 떠오는 부끄럼같이
시의 가슴에 살포시 젖는 물결같이
보드레한 에메랄드 얇게 흐르는
실비단 하늘을 바라보고 싶다.
キム・ヨンラン「石垣にささやく日ざしのように」
石垣にささやく日ざしのように
草の下 笑みをたたえる泉のように
私の心 静かにきれいな春の道の上に
今日 一日 空を仰ぎたい。
おとめの頬に浮かんでくる恥さのように
おとめの胸に静かに濡れる波のように
やわらかなエメラルドが薄く流れている
絹のような 空を見上げたい。
石垣にささやく日ざしのように
草の下 笑みをたたえる泉のように
私の心 静かにきれいな春の道の上に
今日 一日 空を仰ぎたい。
おとめの頬に浮かんでくる恥さのように
おとめの胸に静かに濡れる波のように
やわらかなエメラルドが薄く流れている
絹のような 空を見上げたい。
속삭이다:ささやく;ひそひそ話す 새악시:標準語は새색시;花嫁 살포시:軽く;やんわり;そっと;静かに
우러르고:原形)우러르다。顔を仰向ける;仰ぎみる
우러르고:原形)우러르다。顔を仰向ける;仰ぎみる
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