チョン・ジヨン 「海Ⅲ」
鄭芝溶は1902年5月15日忠清北道沃川(オクチョン)で鄭泰國の長男として生まれた。1922年に「風浪夢」を書きながら詩人の道へと踏み出し、詩文学(시문학)や九人会(구인회)などの文学同人と、「カトリック青年」や「文章」などの編集委員として活動した。チョン・ジヨンの海の詩はいくつかあるが、とても海が好きだったことが覗える。短い言葉のなかに含まれてるイメージが多くのことを語っている。 |
鄭・芝溶 「바다 Ⅲ」
외로운 마음이
한종일 두고
바다를 불러
바다 우로
밤이
걸어 온다.
외로운 마음이
한종일 두고
바다를 불러
바다 우로
밤이
걸어 온다.
チョン・ジヨン 「海Ⅲ」
さびしい心が
一日中 置き
海を呼び
海の上から
夜が
歩いて来る
さびしい心が
一日中 置き
海を呼び
海の上から
夜が
歩いて来る
한종일:「한」は接頭語。満ちている。いっぱい。「종일」終日;一日中 걸어 온다. :歩いて来る;徒歩で来る
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