ユン・ドンジュ「易しく書かれた詩」
1942年日本の立教大学英文科入学したユン・ドンジュが異国での生活の厳しさと寂しさから 自分を励ましながら書いた詩である。他人事に思えないこの詩は故郷の懐かしさが強く感じられる。 そして、若い学生の身分として将来の不安との苦悩と纎細で、鋭敏な情感を表出しながらも 自分に与えられた道を歩いて行こうという意思が見える。 |
윤동주「쉽게 씌어진 시(詩)」
창 밖에 밤비가 속살거려
육첩방(六疊房)은 남의 나라,
시인이란 슬픈 천명(天命)인 줄 알면서도
한 줄 시를 적어 볼까,
땀내와 사랑내 포근히 품긴
보내 주신 학비 봉투를 받아
대학 노트를 끼고
늙은 교수의 강의 들으러 간다.
생각해 보면 어린 때 동무들
하나, 둘, 죄다 잃어버리고
나는 무얼 바라
나는 다만, 홀로 침전(沈澱)하는 것일까?
인생은 살기 어렵다는데
시가 이렇게 쉽게 씌어지는 것은
부끄러운 일이다.
육첩방(六疊房)은 남의 나라
창 밖에 밤비가 속살거리는데,
등불을 밝혀 어둠을 조금 내몰고,
시대처럼 올 아침을 기다리는 최후의 나,
나는 나에게 작은 손을 내밀어
눈물과 위안으로 잡는 최초의 악수.
창 밖에 밤비가 속살거려
육첩방(六疊房)은 남의 나라,
시인이란 슬픈 천명(天命)인 줄 알면서도
한 줄 시를 적어 볼까,
땀내와 사랑내 포근히 품긴
보내 주신 학비 봉투를 받아
대학 노트를 끼고
늙은 교수의 강의 들으러 간다.
생각해 보면 어린 때 동무들
하나, 둘, 죄다 잃어버리고
나는 무얼 바라
나는 다만, 홀로 침전(沈澱)하는 것일까?
인생은 살기 어렵다는데
시가 이렇게 쉽게 씌어지는 것은
부끄러운 일이다.
육첩방(六疊房)은 남의 나라
창 밖에 밤비가 속살거리는데,
등불을 밝혀 어둠을 조금 내몰고,
시대처럼 올 아침을 기다리는 최후의 나,
나는 나에게 작은 손을 내밀어
눈물과 위안으로 잡는 최초의 악수.
ユン・ドンジュ「易しく書かれた詩」
窓の外に夜雨がひそひそと話しかけて
6畳の部屋は他人の国、
詩人と言うのは悲しい天命だと思いながらも
1行詩を書いてみるか、
汗の匂いと愛の匂い なごやかに入った
送ってくれた学費封筒をもらい
大学ノートを抱えて
老けた教授の講義 聞きに行く。
考えて見れば 幼い時の友逹たち
ひとり、ふたり、すっかり忘れちまって
私は何を願って
私は ただ、一人で沈むのだろうか。
人生は 生きるのに 難しいのに
詩が こんなに易しく書けるのは
恥ずかしい事だ。
6畳の部屋は他人の国
窓の外に夜雨がひそひそ話かけて
燈を灯して闇を 少し追い払い、
時代のように来る 朝を待つ 最後の私、
私は 私に 小さな手を 突き出して
涙と慰めで つかんだ最初の握手。
窓の外に夜雨がひそひそと話しかけて
6畳の部屋は他人の国、
詩人と言うのは悲しい天命だと思いながらも
1行詩を書いてみるか、
汗の匂いと愛の匂い なごやかに入った
送ってくれた学費封筒をもらい
大学ノートを抱えて
老けた教授の講義 聞きに行く。
考えて見れば 幼い時の友逹たち
ひとり、ふたり、すっかり忘れちまって
私は何を願って
私は ただ、一人で沈むのだろうか。
人生は 生きるのに 難しいのに
詩が こんなに易しく書けるのは
恥ずかしい事だ。
6畳の部屋は他人の国
窓の外に夜雨がひそひそ話かけて
燈を灯して闇を 少し追い払い、
時代のように来る 朝を待つ 最後の私、
私は 私に 小さな手を 突き出して
涙と慰めで つかんだ最初の握手。
땀내 사랑내:~내は 냄새(匂い)の縮約形 포근히:ぽかぽかと暖かく、和やかに、のどかに 죄다:何もかもすべて、皆、きつく締める、息を詰める、心を焦がす 무얼:무엇을の縮約形 내밀다:突き出ている、張り出している、出張る
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